大磯で外科をお探しなら|さいとうクリニック

〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1071-1

0463-73-6071

WEB予約 問診票
ヘッダー画像

外科

大磯で外科をお探しなら|さいとうクリニック

外科について

外科について

当院では外科専門医による傷の縫合・処置などの一般外科診療を行っています。治療後のケアに関しても、できるだけ痛みを抑え、傷跡の目立たない治療を心がけています。より専門的な治療が必要な際には、近隣の連携病院をご紹介し、スムーズに治療を受けられるようサポートいたします。

外科でよくみられる症状と疾患

  • けが(切り傷、すり傷、刺し傷、咬み傷)
  • やけど(熱傷)
  • 褥瘡(床ずれ)
  • 粉瘤
  • 巻き爪、陥入爪
  • 鼠径ヘルニア、胆石、消化器がんなど各種外科に関するご相談

外科の主な外傷と疾患

切り傷(切創)

切り傷とはガラス片や金属や刃物などの鋭利なもので切れた傷です。自分が思っているよりも深く切り、神経・腱・骨などまで損傷を受けている場合があります。当院では、損傷を受けた箇所を慎重に確認したうえで、適切な処置を行います。
傷の中で細菌などの病原微生物が増殖しないように、受傷後は速やかに受診することが重要です。創部の状態に応じて、医療用のテープでの創密着、糸による縫合、医療用のホチキスでの創閉鎖を行うことができます。縫合した場合、創の場所や状態によって異なりますが、57日程度で抜糸が可能です。また、深い傷や土・木片・サビなどが傷口に入ってしまった場合は、破傷風などの感染症の恐れがありますので、破傷風ワクチンの接種をお勧めしております。

すり傷(擦過傷)

運動や軽い転倒などで起こりやすい擦り傷です。砂や土などが入ってしまうことが多く、感染症に注意が必要です。まずは綺麗な流水で洗い流してください。できるだけ痕が残らないように、医療機関で正しい処置を受けるようにしましょう。

刺し傷(刺創)

植物のトゲや木片、ガラスや鉛筆など鋭利なものが刺さるケガは日常的によく起こります。見た目よりも損傷が深いのが特徴です。とくに針、釘、キリ、アイスピックなどが刺さった場合、神経・腱・骨・臓器などを損傷している可能性があります。大きなものが刺さった場合は、自分で抜かずにただちに受診してください。

咬み傷(咬傷)

多くは犬や猫などのペットに噛まれることで起こります。動物の口腔内には様々な菌が存在するので、特に感染症に注意が必要です。必要に応じて抗生剤での治療を行います。また、破傷風などの感染症は重篤化することもあるため、破傷風ワクチン接種をお勧めしております。菌が入った状態で傷口がふさがってしまうと、膿が溜まることがあり、切開・排膿などの処置が必要になることもあります。そのため、咬傷は原則、縫合せずに、創周辺の挫滅した組織を切除し、洗浄・消毒をした後、開放したまま治療します。

やけど(熱傷)

やけど(熱傷)

日常生活で多い外傷が熱傷(やけど)です。熱湯・アイロン・暖房器具・蒸気の出る電化製品など、やけどの危険性は多く潜んでいます。やけどをしたら、まず流水で1530分程しっかり冷却することが大切です。衣服を着た状態の場合は、衣服の上から冷やしましょう。水疱がある場合は出来るだけ破らない様にしましょう。流水がかけられない部分は、氷水で冷やしたタオルを当て、痛みが治まるまで冷やします。最初の冷却が不十分だと23日かけてやけどが深くなることもあります。「赤いだけだから・・・」とそのままにしていると水疱ができ、細菌感染することもありますので、早めの受診をお勧めします。

粉瘤(ふんりゅう)/アテローム

本来皮膚から剥がれ落ちるはずの角質やアカが、皮膚の下の袋の中に溜まることでできる腫瘍です。体のどこにでもできる良性の皮下腫瘍で、脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫とは全く異なるものです。
溜まった角質やアカは袋の外には出られず、数ミリ程度のやや盛り上がった状態から次第に大きくなり、気づいた時には数センチほどの半球状になることもあります。強く圧迫すると臭くてどろどろした、練り状の物質が出てきます。自分で触っていると、ある日突然赤みや腫脹が出現し、痛みを伴い受診される方も多くいらっしゃいます。特に赤みや痛みがない場合、緊急性はありませんが、炎症が出現する前に外科的切除(手術)が必要です。

巻き爪・陥入爪

巻き爪・陥入爪とは、爪の片方または両端部分が皮膚に食い込むように伸びていく状態で、爪が食い込むことにより、炎症と痛みを繰り返します。当院では状況に応じた巻き爪の処置を行います。

鼠径(そけい)ヘルニア

鼠径ヘルニアは脱腸ともよばれ、おなかの膜(腹膜)が弱くなり、おなかの中にある腸などの臓器が、腹膜を介して鼠径部(足のつけね)から飛び出す病気です。とくに乳幼児や中高年の男性に多くみられます。
症状としては、鼠径部の膨らみ・痛み・違和感があります。立っている時には症状があるのに、横になると膨らみや痛みがなくなる、という症状も鼠径ヘルニアの特徴です。
膨らみを押すと容易に戻る状態であれば緊急性はありませんが、脱出した部分が戻らなくなることがあります(嵌頓:かんとん)。この状態を放置すると、腸が虚血(血流が減少、あるいは途絶えること)になり、腸閉塞や腸の壊死を起こすことがあるため、緊急手術が必要になります。
鼠径ヘルニアは構造上の問題であるため、自然に治癒することはなく、治療には手術が必要です。
当院では診察を行い、日常生活で気をつけることなど適切な対応をご提案いたします。
手術が必要な場合は、適切な医療機関に早急にご紹介いたします。